『der Fliegende Holländer』

よかったよ!!? ねえねえ、ショ、よかったよ!!?

ということを私はショに言いたくて観に行ったけど、そうだとしても、とってもよかったです。話の内容は、はいはいオペラオペラって感じですが、いやそうでもないな、なんというか、お決まりの傲慢さはあったけど、それと葛藤してるオランダ人がよかったですね。ゼンタも対象が欲しくてなのかわからんが、対象というか「救う人」になりたかったんだなあ、、と思うような感じで面白かったですね。キャラクターに憧れてた女の子がキャラクター(リアル)と出会って、それに be in love and lost her mind!が、なかなか夢小説っぽさがあり、へ〜とか思って面白かったです。

あとね〜やっぱ演出と舞台背景が素晴らしいですよね。パパの部下達がわちゃわちゃしてるところに、帆がばさ〜って全体にかかったところは、ほんと〜〜に圧巻でしたね。パパといえば、オランダ人に取引を持ちかけられて、目がキラキラ🤩してるの、あまりにもあからさますぎて、それはもう大爆笑でした。わたしはこういうのに弱い。というかパパ!!いいの!!?娘死んじゃったけど!!!?という突っ込みと、中年(?)の男性、パパとオランダ人は見かけ上はそこまで歳の差はないだろうから、オランダ人のほうが10個下とかかな、で、ゼンタは16歳とかなわけでしょ、だから(一応?)理性的(?)で大人な(?)男性と、それに花を添えるうぶな若い女っていう構造があって、だって中年女性のママは出てこなかったし、あーやだやだと帰り道考えながら嫌になりましたね。中年女性の排除ってのがキツいね、これから私が向かってくところのものなのでね、だから最近じじばばにやさしーんだよね、俺は。

オランダ人が、あなたに降りかかるはずの予定だった(日本語あってる??)運命を教えてあげましょうと言ったときの英語の訳がよかったんだけど、忘れてしまった、なんだっけ。でもここまで覚えてたら、多分探せますね。後で探そう。あとね〜先言わないと駄目だよそういうことは、と思ったけど、私もそういう汚点というか、何かすごく得たいものを得るためには、嘘もつくし隠し事も平気でするだろうな、平気じゃないかもしれないけど。だって手に入れる可能性をわざわざ捨てることないもんね。批判してごめんね。

エリックだっけか、ゼンタの恋人。彼はかわいそうだね、かわいそうさと、もう少し確認しないと駄目よとか、期待しちゃ駄目よとか、気になるところがいくつかあって、なのでそれを書きます。かわいそうさは、自分は選ばれなかったという屈辱やら恥ずかしさやら絶望、裏切られた感を味わうことになったことですね、これはねえ、しんどいだろうね。でもその時に、私はいやでもあなた、超有望株(?)が現れたときに、それでも引き留めるような人間であらないと普段からと思いました、でもでもそれって、わたしの昔付き合ってた人もこういう感じだったんだろうね、彼はとってもいい人だったけどわたしは当時の狂気(?)恋という狂気(?)で別の人に走って、結局はあーあなんだコイツ早く死ねって思うに至ったわけだけど、そうするとその狂気を止めるのは難しいですよね、いくら普段から良い人であったとしてもね。さてエリック、いい人だと思うけど、be in love and losts her midなゼンタちゃんの勢いはもう誰にも止められないよねえ、、というかパパが結婚せよと言ったわけだし。でもさでもさ、手を握ったときのあの熱さで愛をはかったみたいなこと言ってたのは、思い上がるのも程々にしておけよとは思いますね。というかもう少し話し合うべきでは??曖昧にしておかずに??というかフィクションにおける痴情のもつれ、痴情のもつれって言うっけ、って大体話し合い不足というか慮りのなさとかそういうところに起因してて、ちゃんと話しなよ~~って思う。でも、自らの恥部を晒すのって怖いよね、かっこつけたいというか、卑怯さを認められないというか、悪者になりたくないというか、そういう浅ましさがありますよね。

閑話休題、パパと言えばもう一つ、パパの衣装何あれ!!?笑ってしまった、オレンジのタートルネックのニットをお召しになっていたけれども、それが時代錯誤というか、21世紀の普段着っぽくて、面白かったですね。それで言うと、セーラー達は普通に可愛かったですね。ズボンのタックが手が込んでるな〜と思いました。レイディーズの服装とは対照的だったね??すごい映画みたいな、特に胸の部分が映画に出てきそうな構造してた。セーラーズの靴、靴とレイディーズの靴下が揃いで赤だったの、あり得ん可愛かったですわ。でもやっぱり、衣装で最も素晴らしかったのは、オランダ人のコートです。何あれ!!!?かっっっこよ、意味わからんくらいかっこよかった、何あれ。腕がね~なんというのかな、通さないタイプで、肩に置く感じというの?装飾の文様がツルみたいでかっこよかった!!

あと蝶々夫人のときにも見かけたショートカットのお姉さんを見かけて、オヤと思った

聞き取れたドイツ語は、Ich habe weder Frau noch Kind.です、Frauは聞き取れなくて訳から埋めた、Kindはたぶん単数だったと思うんだけど、聞き間違いかもしれない。でもおとといちょうどやったweder...noch~が出てきて、うひゃ~嬉し~ってなりました。いつも疑問なんだけど、ネイティブとか先生とかくらいのレベルのドイツ語であれば、字幕なくても話わかるのかな。

そんな感じ〜〜

 

f:id:suinano:20220126221432j:imageore no seki zenkai to onazi tokoro

 

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suisaiga no youna hikari