「わかるー、だよねー」って聞いてほしいだけの話

最近お金のことをよく考えるけれども、子供は高級品である。特に私に関して言えば、学費があまりにも多くかかり、予定よりも高額な子供になっている(それ自体に悪いと思ってたり引け目を感じててたりするわけではない)。私の父母はいわゆる高級品みたいなものにはあまり縁がないけれど、そういうのを持ってる人をテレビで見たりすると、「お金持ちだねえ」というような発言をすることがある。そういう発言を聞くと、ええっと、隣にもっと高級品がいますけど…??と思う。心からそう思う。私を産まなければ、あなた方の暮らしはもう少し高級寄りだったんではないでしょうか※。子供が欲しかったって言うけど、だったら姉で十分だったのではないでしょうか。姉があなた方の一人の子供である時の幸福量と、私たち姉妹があなた方の子供である場合の幸福量って変わらないんではないだろうか。だって「子供を作る」っていうあなた方の人生における幸福なあり方は、姉でもう十分達成されているんだから※。だったら親の幸福にとっても、私って別にそんなに在る必要なかったんではないか、という結論に至った。至って、あーあって思った。冷静に考えて双方いらないんだからもーもっと頑張ってよ!選択を!という気持ちである。あああああもーーもーーほんとにもーー

 

※高級寄りの人生が父母にとって望ましい人生だったかどうか、「子供を二人作る」や「子供は姉妹がいい」といったような複数の子供を持つことが幸福なあり方だったかどうかは知りません。考慮しない。知らん。