何かを決めること

人が何かを決めるのってすごいなあと思ったことを書いておこうと思ったんだった。就職にしろ、進学にしろ、結婚にしろ、何かをやめたり、始めたりすること。姉が一人暮らしを始めると言ったこと、友達が就職したということ、教職をとったこと、大阪に住むと言ったこと、彼氏と別れたり、ジムに行き始めたりしたということ。え~みんなそんなすごいこと色々決めて生きてんのすご、という気持ちである。この気持ちを少しばかり解体してみたい。

 

私はまず、今の状態がそれなりに良い場合、変わることが嫌いである。それなりに良いというのは、悪くなければ「それなりに良い」に入る。最初の大学時代を「悪い」の基準にしているので、「悪い」はそうそうない(はず)。それで、何かを決めるというのは、その「良い」状態が少なからず脅かされることになるわけで、私はその脅かしにとっても抵抗する。例えばジムに行って痩せようと思ってジムに行こうかな~なんて思っても、その時間を取ることによって今までやっていたこと、だらだら家事をしてたのがちゃっちゃと家事をしなきゃいけなくなったみたいなのが、とても嫌なんである。やっちゃえば案外さらっとやれて、まあこんなもんかと思うことが多いんだけど、あ~わかった~~~、嫌なことをすることが本当に嫌だからだ~~~~~~~あ~~~。そりゃ自分から嫌なことするはずないよねえ、そりゃそうですよ。だから、その「嫌さ」を越えてまで何かをしようとする行動力とか、勢いとか、熱意、決心の強さ意思の強さ、嫌さを越える勇気なんかをすごいなあと思うわけだ。お~わかったわかった、よかったよかった。

 

じゃあなのちゃんはどうやって何かを決めるのか?と言われれば、わりと勢いだなあと思います。勢いがあればまあいいやでやれる。あとは強烈な怒り、不安か。ちょっとやってみて嫌だったら辞めるができる人になりたい。