朝の

朝の、というか目覚めたときの、「あ゛〜……」という気持ちがいやで、ずっと死にたかったんだったなということを思い出した。起きたくない、布団から出たくない、布団から出て外に出るのがいや、家に居続けたい、外に出たくない、不安、怖い、保護されていたい、自分から何かしたくない、etcetc…。出ちゃえば平気なんだけど、いや、平気ではないな。平気なのは、外に着いてからだった。外に着いちゃえばどうにかやれるんだけど(だってやるしかないから、やらない方が面倒でしょ)、鬱々とした気持ちで毎朝を迎えて、嫌だな嫌だなと思いながら何かをするのは、嫌だよねえ…。嫌なことを排除して生きていかないと、私はこの嫌さに負けていずれ死ぬだろうな、と思う。それならそれでもいいんじゃないかとも思う。少なくとも今は、やるしかないのである。